堀内 勉
-
『捨てられる銀行3』「変わらない」道を選んだ、未来と向き合わない銀行
2019年6月1日本書は、ベストセラーになった共同通信社の橋本卓典記者による、『捨てられる銀行』シリーズの続編である。また日本版「金融排除」の問題点を…more
-
『宇宙と宇宙をつなぐ数学』未来からやってきた数学理論
2019年5月26日京都大学数理解析研究所の望月新一教授が「未来からきた論文」の中で打ち出した「宇宙際タイヒミュラー理論」は、それまでの数学とは全く次元…more
-
『レオナルド・ダ・ヴィンチ』ダ・ヴィンチ伝の最終決定版
2019年5月6日"ダ・ヴィンチのあくなき好奇心や進取の気性は、与えられた知識を受け入れるだけでなく、積極的に疑問を抱くこと、想像力を働かせること、人…more
-
『ファンタジーランド 狂気と幻想のアメリカ500年史』現実と幻想とが混在してきた歴史
2019年4月13日"本書で示されている米国の実態は衝撃的である。 例えば、米国人の3分の2が「天使や悪魔がこの世界で暗躍している」と信じていて、…more
-
『日本人の勝算 人口減少×高齢化×資本主義』日本経済再生のための提言書
2019年4月3日本書は、オックスフォード大学で日本学を専攻し、ゴールドマンサックス時代に日本の不良債権問題をいち早く指摘して「伝説のアナリスト」とし…more
-
『1日3時間だけ働いておだやかに暮らすための思考法』
2019年3月26日"本書の結論は、冒頭に出てくるアルバート・アインシュタインの次の言葉に集約されている。 「あらゆる問題はそれが起こったことと同…more
-
『両利きの経営』二兎を追いながら、双方を高いレベルで実現していく
2019年3月17日成熟企業のマネジメントにあって、本書は間違いなく必読の書(must-read)である。右手と左手を同じように使い分ける能力を身につけ…more
-
『1%の富裕層のお金でみんなが幸せになる方法』高邁な理想主義がなぜ失敗するのか?
2019年3月9日現実的で実践的な根拠に欠けるやみくもな理想主義は、結果的に望ましくない結果をもたらす。トランプ政権誕生やBREXIT(英国のEU離脱…more
-
『西洋の自死 移民・アイデンティティ・イスラム』欧州社会を覆いつくす「欧州疲労」とは何か
2019年3月1日"ジャーナリストである著者は、日本語版の序文で、本書に対する痛烈な批判を覚悟し、ジャーナリスト生命を懸けるつもりで世に送り出したが、…more
-
『最後の頭取 北海道拓殖銀行破綻20年後の真実』銀行の本分
2019年2月22日"底が抜けたような絶望感の中で、多くの日本人が将来を悲観して自らの命を絶つ。20世紀末の日本というのは、正に「世紀末」と呼ぶのに相応…more
-
『お金の流れで読む日本と世界の未来』歴史は少しずつ形を変えながら、似たような形で反復する
2019年2月19日ロジャーズは今、これから1~2年のうちに、リーマンショックを遥かに超える、我々が生きてきた中で最悪の経済危機が起きると予想している。…more
-
『堀江貴文VS.鮨職人 鮨屋に修業は必要か?』いよいよ新時代に突入か! 寿司の世界と世界の寿司
2019年2月12日本書に登場する7人の寿司職人たちは、皆30-40歳代の若手で、何年も修業をしてやっと上にあがれた前世代の先輩たちにしごかれた最後の世…more
-
『NHKラジオ深夜便 絶望名言』明けない夜もある
2019年2月11日著者の頭木弘樹氏は、大学3年の時に難病にかかり、その後13年間の入退院生活を余儀なくされ、宮古島に住むようになった今でも完治はしてい…more
-
『NEW POWER』ニューパワーで世界を変革する指南書
2019年2月2日ニューパワーは、良い意味でも悪い意味でも、人類の未来に大きな変化をもたらす「諸刃の剣」といえる。そうした中で、時代の大きな変化と付き…more
-
『ブロックチェーン、AIで先を行くエストニアで見つけた つまらなくない未来』ドヤ顔で行ったら、浦島太郎だった
2018年12月31日表紙に、Mistletoeファウンダーで本書を監修している孫泰蔵氏の、「ドヤ顔でエストニアに行ったら、浦島太郎だった」という言葉があ…more