社会
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『吃音 伝えられないもどかしさ』誰にでも居場所がある社会をつくるために
日本では100万人ほどが吃音の問題を抱えているとみられる。本書は、自らも吃音に悩んだ経験を持つ著者が、同じ問題を抱えるたくさんの人々…more
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『誰も農業を知らない』 プロ農家の声に耳をすませば
2019年2月9日アメリカを模した大規模農業んあど、十把一絡げの農業論が巷に溢れていますが、農家の状況は多岐にわたっています。いつか機会があれば、現場…more
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『FACTFULNESS(ファクトフルネス)』を買ったのは、どういう人たちなのか?
2019年1月28日新刊、ロングセラーがしのぎを削るビジネス書ジャンルに注目の新刊が登場しました。それが『FACTFULNESS』。発売と同時にメディア…more
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トラブルを未然に防ぎたいなら ”巨大システム 失敗の本質”を読め!
世の中にはとんでもない事故がおきることがある。その多くは防げたはずの事故である。『巨大システム失敗の本質』はどうしてそのような大事故…more
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『FACTFULNESS(ファクトフルネス)』ファクトで満たせば、世界に希望が溢れ出す
2019年1月19日本書は、世界に対する認識と実態との間におけるさまざまなギャップを提示し、先入観にとらわれず世界を見ることの大切さを訴える。さらにその…more
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『辞書編集、三十七年』ことばを編むとき、人間模様が見えてくる
1980年の春に小学館系の出版社に就職し、辞書編集部に籍を置き、以後異動することなく辞書を編み続け、2017年に定年退職した。華やか…more
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『文系と理系はなぜ分かれたのか』単純だが、悩ましい分類のこれまでとこれから
日本の高校生の多くは、文系か理系かの二択を突きつけられる。本書を読んで、よりよい選択ができるようになるかは読み手次第だが、知らないう…more
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生きて帰らなければなりません、絵を描くために『無言館――戦没画学生たちの青春』
かれらは生きたかったにちがいない。生きて絵を描きたかったにちがいない。そうした思いが何十点も集まれば、きっと何か、ぼくたちの想像をこ…more
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『マルクス・ガブリエル 欲望の時代を哲学する』哲学界の「ロックスター」が語る、世界が存在しない理由
2018年12月17日本書は、「欲望の資本主義」「英語でしゃべらナイト」「爆問学問」「ニッポンのジレンマ」「人間ってナンだ?超AI入門」「ネコメンタリー」…more
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『地面師』積水ハウスはなぜ55億円を騙し取られたのか
2016年10月、東京・新橋の歓楽街の一角。資産家の女性の白骨遺体が発見された。自宅と隣家のせまい隙間に、うつぶせに倒れていた。これ…more
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『アナログの逆襲 「ポストデジタル経済」へ、ビジネスや発想はこう変わる』
デジタルはめまぐるしく進展し、更新されるため、「レガシー(後世へ残る業績・伝統)」を育みにくい。対照的に、リアルなモノや空間には、時…more
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『貧困脱出マニュアル』本当にハングリーなやつは夢を見ることも許されない!
2018年12月7日タカ大丸は英語同時通訳・スペイン語翻訳者のポリグロット(多言語話者)である。テレビ出演も多いのだが、視聴者から「見た目が怪しい通訳」…more
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『「日本の伝統」という幻想』時代の変わり目を前にして
2018年12月6日本書『「日本の伝統」という幻想』は、昨年11月末に上梓された『「日本の伝統」の正体』に続く第二弾である。『「日本の伝統」の正体』は、…more
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『ホモ・デウス テクノロジーとサピエンスの未来』を買ったのは、どういう人たちなのか?
2018年12月2日"年の終わりを待たず一足早く、年間ベストセラーが発表されましたが、今年は大人向けのノンフィクションは上位にランクインするものが少なく…more
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『日本4.0 国家戦略の新しいリアル』エドワード・ルトワックによる新提言
米戦略国際問題研究所(CSIS)上級顧問で戦略家のエドワード・ルトワックの新刊である。前著『戦争にチャンスを与えよ』は紛争が長引く原…more